ブログ開設早々ですが、正直に告白しなければならないことがあります。
プロフィール記事で「裁量トレードもやる」と書きましたが、実は現在、私の裁量口座は立派な「塩漬け」状態になっています。
今日は、なぜ私がそんな失敗をしてしまったのか。 自分への戒めと、反省の意味を込めて書き残しておこうと思います。
魔が差した瞬間
FXを始めた当初、私は教科書通りに「損切り」をしていました。 しかし、損切りした直後に相場が戻る……いわゆる「往復ビンタ」を何度も食らってしまいました。
「あと少し待っていれば助かったのに」 「損切りさえしなければ、負けは確定しないのに」
そんな悔しさを感じていた時、お試しで稼働させているデモの自動売買の動きを見てしまったのです。
EAは相場が逆行しても、淡々とナンピン(買い増し)をして、戻ったところで利益に変えていました。
「なんだ、機械ができるなら人間もできるじゃないか」 「戻るまで待てばいいんだ」
そう思ったのが、地獄の入り口でした。
機械と人間の決定的な違い
「今回は損切りせずに待とう」 そう決めた時に限って、相場は戻りません。
結果、含み損はどんどん膨らみ、切るに切れない金額になってしまいました。 今振り返れば、EAと私には決定的な違いがありました。
- EAのナンピン: 資金管理と確率計算に基づいた「戦略」
- 私のナンピン: 損を確定させたくないだけの「願望」と「お祈り」
感情でトレードをしてはいけないと頭ではわかっていても、実際のチャートを前にすると冷静さを失ってしまいました。
これからの目標
この失敗を通じて、改めて「感情を排したトレード」の難しさと、それをやってのける自動売買の凄さを痛感しています。
このブログでは、自動売買の検証結果を楽しみつつ、裁量トレードの方も逃げずに記録していくつもりです。
まずはこの「塩漬けポジション」をどう処理するかが課題ですが……。 マイナスからのスタート、コツコツとリハビリしていきます。

コメント